AX 電車でGo“東京湾釣り日記” 魚もうつ病になる!
1週間ほど前のNHKスペシャル「病の起源」でうつ病について放送していた。
この番組はだいぶ反響が大きかったようで2日ほど前にも再放送されたらしい。

最新の研究によると、長い間恐怖、不安、孤独、不平等、重圧などのストレスが続くと脳の深い部分にある扁桃体が暴走してストレスホルモンが出っ放しになることでうつ病を発症するらしい。

生物の進化の過程で最初に脳を持ったのは魚だそうだ。
魚が外敵を察知すると扁桃体が活動しでストレスホルモンを分泌して全身の筋肉が活性化し、運動能力を高めて素早く逃げる。
危険が遠ざかればストレスホルモンが減少して普通の動きに戻る。
ところが、魚と天敵を長期間同じ水槽に入れて実験して見ると魚は初めのうちは逃げ回るがやがてうつ病になって動かなくなってしまう。
テレビでは元気に泳ぎ回っている健康な魚と、水槽の中でのろのろ浮かんでいるうつ病の魚の映像を流していたが、うつ秒の魚は扁桃体が暴走してストレスホルモンが出っ放しになっているそうだ。

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魚もうつ病になるとは驚きです。

また猿は本来集団で生活する動物なのだが、これを群れから離して1匹にしておくと孤独感からうつ病になってしまうそうだ。
自然界にいる魚は長期間天敵と同居することなど無いであろうし、猿も自然界では1匹だけで生活することも無いであろうから自然の状態での動物はうつ病になることは無いであろう。
つまり本来の生活環境で生活していればうつ病にかかることは無いのだ。

研究者はたちはタンザニアのハッサ族について研究したところ、ここにはうつ病は存在しなかった。
ハッサ族は今では数少ない狩猟民族で獲ってきた獲物は必ず村人全員で平等に分け合うという生活をしている。

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NHKのインたービュでも「獲物を独り占めにするなどということは絶対にない」と話していた。
この平等な暮らし方がうつ病が存在しない理由らしい。

番組ではお金の分け方が扁桃体に活動にどのような影響を与えるかの実験についても紹介していた。
1.自分が損をするように分ける
2.公平に分ける
3.自分が得をするように分ける
この実験では自分が損をするように分けても、得をするように分けても扁桃体は激しく活動し、公平に分けた時が最も安定していたそうだ。

現在はうつ病の患者が世界中で3億5000万人、日本でも100万人に達しているという。
人間の住む社会環境や人間の生き方が、扁桃体を暴走させる方向へと向かっているせいではないだろうか。
ハッサ族の生活の中に、人間はどんな社会環境の中でどのように生きるべきかを考えるヒントが隠されているような気がする。

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コメント
調布さんへ
うつ病などという病気は高度の精神構造を持ったた人間だけがかかるのかと思っていたら、原始的な脳しか持っていない魚もかかるとは驚きです。
人間の心身に自然に備わっているしくみと、人間が現実に生活する社会環境や生き方とのギャップが病気を生み出しているように思います。
このままだとギャップがますます広がっていつかは人類総うつ病時代に突入するのでは・・・・
扁桃体を暴走させないように社会環境や生き方を変えていく必要があるのかも知れませんね。
2013/10/26(Sat) 20:33 | URL | 川越のGG | 【編集
個人的には現代性うつ(病)というものが非常に扱いに困ったものであるなぁと感じております。あと、自称うつも。
また、うつには必ず躁期を伴っていることも特徴で、その時期に大きなやる気をもって大きな仕事をなしとげる偉人もおります。尋常ではありえないバイタリティーをもている人はこのパターンが多いと感じています。
ところで、扁桃体が壊れるとどうなるでしょうか。
扁桃体を破壊された動物は哀れなものです。扁桃体は情動行動・記憶中枢や本能的欲求などとも密接にかかわっています。
小児期に受ける大きな葛藤が扁桃体に刺激を与え、成人してからの抑制力につながる。そして公平を学ぶのかもしれませんね。だれしも心の中では自分の利益を計算した上での公平を選択するのですから。
2013/10/25(Fri) 00:09 | URL | 調布 | 【編集
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