AX 電車でGo“東京湾釣り日記” ウキの実験
まず初めにクイズです。

適合オモリ負荷B3のウキと1号のウキとでは、どっちが感度がいいでしょうか?。

1.B3  2.1号 3.どちらとも言えない  

私はウキの知識はあまりありません。
軽いウキは感度が良くて、魚が喰った時に違和感が無い。
重いウキは、感度が悪く、魚が違和感を感じて逃げやすいが、遠くに投げられるし、棚も深く取れる。
だいたいそんな程度の知識で、ウキを選んでいました。

聞くところによると、近くを狙うか、遠くを狙うか、棚は浅いか、深いか、風や波の状況によってウキを替えるといいらしいが、状況によってウキを使い分けるほどの知識は無いし、そもそも面倒だ。
遠、近、深、浅、昼、夜をある程度カバーできるウキがいい。
そんな考えら、適合オモリ負荷3Bと表示されている自立タイプの電気ウキを使っていた。

DSCF0235_20120620135114.jpg
↑このウキです。

しかし、どうも感度が鈍いらしい。
魚がかかったのがわからない事もあった。

ところが1号のウキでも問題無く釣れるし、ウキへも反応があるという話も聞いた。
<1号で釣れるのなら、それより感度がいいはずの3Bでも釣れるはずだ。>
また、出来るだけ軽くて感度の良いウキでなければ釣れないと書いてあるのも見た。
<3Bよりもっと小さくしないとダメなのかなぁ>

そこで実験してみることにしました。

まず、ウキの浮力についての予備知識をお勉強。

オモリ負荷3Bのウキというのは、3Bのオモリを付けた時に丁度良く沈んで、頭だけを出すようになっている。
これは残浮力が残っているからだ。
さらにオモリを追加すると、残浮力がゼロになり、さらにはマイナスになってウキは沈んでいく。
「残浮力が少ないウキほど、魚が餌を咥えた時の違和感が無く、また反応がすぐにウキに出る」という事のようだ。
ところが、この残浮力なるものは、ウキのメーカーやウキの型などによってまちまちらしい。

そこで、風呂場で実験してみました。

出来るだけ実際に近い状態にセットして、風呂場で浮かせて見ます。
自立ウキなので、オモリ無しでも立ちます。
B3のガン玉 1個 当然浮いています。
2個 しかっかり浮いています。
3個 まだ大丈夫です。
4個 頭が少し低くなりましたが、まだ浮いています。
5個 まだ頭を出して浮いています。
6個 沈みました。

こウキは適合負荷の5倍の重みに耐えられるようです。
つまり、ウキの表示に従って、3Bを1個付けて使うと、3Bがん玉4個分の残浮力が残っているという事になります。
これを重さで計算して見ると、3Bがん玉1個は0.95グラムだから、0.95×4=3.8グラムという事になり、また全浮力はガン玉5個分で、0.95×5=4.75グラム。

1号オモリは3.75グラムだから、何と3Bと表示されているウキなのに、1号以上のオモリにも耐えられる事になる。
試して見ました。
1号+B3ガン玉1個まで沈みませんでした。

次に適合オモリ負荷1号のウキで試して見ました。

DSCF0236.jpg
↑実験にはこのウキを使いました。

非自立タイプなので、オモリ無しでは同然寝ます。
1号オモリを付けると、当然立ちます。
その下にB3のガン玉1個 追加  浮いています。
2個追加 まだ浮いています。
3個追加 頭が少し低くなりましたが、まだ浮いています。
4個追加 沈みました。

というわけで、こちらのウキの残浮力はB3ガン玉 3個分 重さにすると0.95×3=2.85グラム。

両者を比較すると
3Bウキの残浮力は がん玉4個分 3.8グラム
1号ウキの残浮力は  がん玉3個分 2.85グラム
ということで、1号の方が残浮力が小さい、つまり感度が良いという結果になってしまいました。

したがってクイズの正解は2。

ちょっと待った!。

他のウキについても調べて見ました。

DSCF0240.jpg

これは3Bの非自立タイプのウキ。
同じように実験してみると、3Bがん玉4個までは浮きます。ということは、残浮力は3B×3=2.85グラム。
なになに・・・・1号ウキと同じ???。
残浮力だけを見ると、確かに1号と同じなのですが、全浮力で見ると・・・
1号ウキは、1号オモリ+3B×3=6.6グラム
3Bウキは、3B×4=3.8グラム
ということで、適合負荷3Bのウキの方が、全浮力はずっと小さいのです。
オモリで浮力を殺したウキよりも、全浮力が小さいウキの方が感度が良いように思うのですが、この考え方は正しいでしょうか?。

DSCF0237.jpg

↑さらに別の1号のウキで実験したところ、残浮力は3Bがん玉1個分、つまり0.95グラム。
実際に使用では、この程度の残浮力は、スイベルや針、餌などの重さで吸収されてしまいゼロに近くるので、感度は非常に良さそうです。
これも、B3よりも、1号に軍配。

DSCF0238.jpg
↑こちらの適合負荷2B1個でギリキリ。
残浮力がほとんどありません。
大き目のサルカンだと沈んでしまいます。

さて、クイズの答えはどうなるのでしょうか?。
私が使っていた、自立タイプの3Bのウキと比較すると、1号の方が感度が良いという事になりそうです。
しかし、いりいろなウキについて実験してみると、同じ適合オモリの表示が同じでも、残浮力の大きさは実のまちまちで差があることがわかりました。
適合オモリの5倍もの重さでも沈まないウキもあれば、適合負荷よりちょっと重くするとすぐに沈んでしまうウキもあります。
ウキの表示には「適合オモリは目安です」と書いてありますが、これほど違うとは思っていませんでした。

ということになると、適合負荷表示は同じでも、残浮力の幅によって逆転することもあるので、「どちらとも言えない」が正しいのでしょうか。

ネットでウキの事をいろいろ調べたところによると、適合オモリは相当幅を持たせて表示してあるようですが、高級ウキの方が表示が正確で、残浮力が小さい傾向にあるようです。
高級ウキどうしで比較すれば、1号の方が3Bより感度が良いなどという珍事?は起こらないのかもしれません。

結論としては、適合負荷の表示を見ただけでは、ウキの感度はわからない。
適合負荷の表示はあまりあてにぜずに、実際に試して見て調整する。

といったところでしょうか。


素人考えの、小学生的実験でした。
そもそも、残浮力の比較だけでウキの感度の良し悪しを判断して良いものかどうか・・・(汗)
間違いがあるかも知れません。
ご指摘、ご教授よろしくお願いします。


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コメント
臥龍さんへ
ありがとうございます。
記事、楽しみにしています。
2012/06/20(Wed) 21:51 | URL | 川越の魚人 | 【編集
面白い実験興味深く読ませていただきました。
読んで思ったことを書こうかと思ったのですが長文になりそうな上に会社帰り電車の中からiPhoneからの書き込みなので、あとで拙ブログに記事を上げます。
2012/06/20(Wed) 19:32 | URL | 臥龍 | 【編集
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2012/06/21(Thu) 04:51:58 |  まとめwoネタ速neo