AX 電車でGo“東京湾釣り日記” 釣り場の情報は公開すべきか?
私が釣りを始めた頃はインターネットなどというモノは無く、釣り場の情報は釣り雑誌や新聞でしか得られなかった。
週刊釣り新聞なら1週間前の情報、月刊の釣り雑誌なら1ヵ月前の情報、そんな古い情報を頼りに釣り場を探し歩いたものだ。
今では、ホームページやブログで昨日の情報、いや、リアルタイムで今現在の情報さえも入手できるようになった。
しかも自分も情報発信の手段を得て、世界中の不特定多数の人に情報を発信できるようになった。
昔では考えられないような便利な世の中になったのだが、昔では考えられないような想定外のことも起こるようになった。

私のブログでは釣り場の情報は公開を原則としている。
ブログは情報を公開するための道具であり、ブログを見にきてくれた方に参考になるような情報を提供することがブログを開設した者の役目の一つでもあると考えるからだ。

しかしこれには反対意見も多くあり、私自身、はたして公開が良い事なのかと自問自答することがある。
そこで、私の考えを整理して見た。

公開反対の理由としては、釣り人が殺到することによる場荒れや地域住民への迷惑、さらにはこれに端を発しての釣り場の閉鎖などである。
地域住民だけが利用することを想定して作られた小さな施設などでは、想定外の多数の釣り人の来訪により生じた諸問題のために閉鎖に追い込まれた釣り場もあるようだ。

情報は一度発信されてしまうと、発信者のコントロールを離れて一人歩きしてしまい、そこから生ずる影響を止めることは出来ないのだ。
良かれと思って発信した情報が、悪い結果を生んでしまうとしたら悲しいことだ。
ブログという強力な情報発信の武器を手にした者は、自分が発信した情報がどのような影響を他に及ぼすかということを想定し、悪影響が及ぶことの無いように心を配ることも必要なのだ。

この問題は「公開すべきだ」とか「非公開とすべきだ」などと二者択一すべき問題ではないように思う。

釣り専用に作られた釣り施設なら、公開しても何等問題はない。
多くの人が集まれば、釣り場の管理者は喜ぶだろう。弊害といえば釣り人が多すぎて入場制限になること位であろう。

問題は、釣り場として作られたわけではないが、釣りが出来る場所だ。
釣り人以外の人にも迷惑がかかるような場所は要注意である。
漁港の堤防や防波堤、民家のすぐ近くの釣り場などがこれにあたる。
適度な人数で利用しているのであれば何等問題は無いが多数人が訪れると作業の邪魔になったり、地域住民の迷惑になる等の問題が生ずる。
主に地域の住民だけが利用することを想定して作られた公園内の釣り場なども配慮を要する。
想定外の大人数の釣り人が集まるようになれば、釣り以外の公園の利用者に迷惑がかかることも考えらる。

情報の内容にもよる。
サッパの大漁を公開しても、釣り人が殺到することは無いだろう。
深夜のシーバスの釣果を公開しても、訪れる人はそうは増えないだろう。
交通不便な場所なら、公開してもたいした影響は無いかもしれない。

私の結論としては、

「情報の公開が原則だが、それによる影響を配慮して、ケースバイケースで、内容や表現方法を考える

ということですね。
場合によっては湾奥某所とか、X堤防とかもありです。

公開したことの影響に対する配慮を忘れなければ、あとはブログ管理者の判断でいいと思います。

今混んでいるところの大部分はは20年前も混んでいたし、空いているところは20年前も空いていました。
それを考えると、大した影響は無いような気もします。
でも、20年前より、釣り禁止の場所が増えたのも事実ですね。

釣り場を公開すべきか否かについて、こんな意見がありました。

釣り場、ポイントのネット上での公開に思うこと

釣り場の情報

その他に、 「Yahooの知恵袋」にいろんな人の、いろんな意見が載っていました。
無視してもいいような意見も中にはあるようですが、とても考えさせらる意見もありました。

皆さんはどう思われますか?
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コメント
ティーグさんへ
こんにちは
コメントありがとうございます。
釣り場情報の公開には、皆さんいろいろと気を使っておられるのですね。
私が行くのはほどんどが、広く公開されている釣り場ばかりなので、あまり問題は無さそうですが、自分が発信した情報が悪影響を及ぼすことが無いように配慮していきたいと思っています。
2010/12/23(Thu) 17:47 | URL | 川越の魚人 | 【編集
TAMEさんへ
貴重な体験をもとにしたコメントありがとうございます。
K川でオイカワ・・・というと、お近くにお住まいなのでしょうか。
私は若い頃は釣りをしたことが無かったのですが、大の釣り好きの子供のお相手から始まって私も釣りをするようになりました。
子供を釣れてK川でオイカワを釣ったのはもう20年近くも前のことです。
フライフィッシングなる釣りかたがありことも、そこで初めて知りました。
その後海釣りをするようになり、川にはしばらく行っていません。
昔一緒に釣りに行った子供はすでに独立し、遠くで働いております。

釣りには限らず、一般的に今どきの若者はマナーが悪かったり、平気で他人に迷惑をかける人が多いように思われたいるようです。
私も、そのような印象を持ていました。
ところが、3年ほど前にブログを始めて、いろいろな方の記事やコメントなどを見ると、自然を愛し、魚ばかりでは無く虫や動物たちを大切にする心やさしい人たちがたくさんいる事を知りました。
環境の破壊に心を痛め、ゴミ拾いなど小さなことから実行している若者にも出会いました。
「こういう若い人によって地球環境は守られていくんだな!」と感じてとても嬉しくなりました。
ブログがそのような人たちの交流の場となっていることも嬉しいことですね。
2010/12/23(Thu) 17:39 | URL | 川越の魚人 | 【編集
川越の魚人さん、こんにちは(^_^)v

これは釣りを題材にブログを書いている者に取ってはいつも迷う問題ですよね。
釣り施設として作られ管理されている釣り場なら書いてもまったく問題はないと思いますが問題はその他の所ですよね。
場所が知れて釣り人が殺到する事もありますしその結果マナーの低下も懸念されます。
情報を共有したいという気持ちもありますがそれによって多大な迷惑を被る方々が多いのも事実です。
難しい問題ですよね。
私の場合判断基準は曖昧ですがメジャーな釣り場は書いても問題無し、小さな漁港は特定出来ないように書くようにしてます。
2010/12/23(Thu) 09:52 | URL | ティーグ | 【編集
主旨に合わないかも知れませんが。
私は幼少期、父に連れられて釣りに良く行きましたがマナーの悪い人達のトラブルを見て以来釣りが嫌いになりました。何度かトラウマを振り払い興味を持つものの裏切られるということの繰り返しでした。最近まで趣味が釣りと聞くと相手の人間性も否定していたくらいでした。

最近になって、過去にバスのトーナメンターだった方やインストラクター、内水面の漁協監視員の方達のブログを拝見していくうちに長年やってきたことの反省を促したりしている方々が増えてきたようなので釣りを始めることになりました。
皆さん、とても紳士的でした。

釣れない魚をどう釣るか?
バス等の外来種の駆除。
鳥による被害等に真剣に取り組みつつエンジョイする彼らの心情は決して蘊蓄ありきや人に押し付けがましいことは言いません。
(ただ、心を痛めていることや掃除する内容は書いてあります。 )

私は内水面では、川越の魚人さんの地元にある良型のオイカワ釣りでとても有名なK川でフライフィッシングをしています。
有名ですが街中の交通の弁が悪い場所というおかげと地元の方の努力(ゴミ拾いや砂利を耕し魚の居場所作り)のおかげでポイントに困ることはありません。そこをホームグラウンドにしている方は気さくな方も多いです。

地元の方も含め、集まる人達のリテラシーが長年の反省から生まれ、そのような素晴らしい状態に至っていると考えています。
それは、海でも同様だと思っています。
彼ら曰く、そういう場所に集まる人達は皆さんお節介な世話好きなのだそうです。
ブログでも魚の居着き場所が変わった情報等を細かく逐一公開されています。

皆さん、好きが高じてカヤック、バードウォッチにも興味を持っていらっしゃるのでアングラーは水辺に集まる人達の中でも最も優先権の低い存在と認識されている方もいるようです。
私はそこまでは至りませんが目から鱗でした。

このようなブロガー達の存在を知らなければきっと、私は今でも釣りキチを自称する人達を軽蔑したままだったかも知れません。

そうなると、人生を少し損をしている気もしてきました。
実際に、釣具店の店員も含め、腹立つ奴は目につきますがそうではない人もいるとわかるといつかそういう人に巡り会えると信じることにしています。

ネットはこういう人達のリテラシーの向上に利用してもらえるとよいですね。

それぞれの場所で情報を公開することで難民や旧態の小遣い稼ぎらしき人達の背景も変わってくるかもしれません。
2010/12/23(Thu) 04:59 | URL | TAME | 【編集
shigeさんへ
私が行っている場所は、ごく一般的な釣り場で誰でも知っている場所ですし、釣果もショボイ魚(おっと、お魚さんに失礼)ばかりなので、あまり問題になるような影響は無いと思います。
原則としては、これまで通り書かせていただこうと思っています。
2010/12/22(Wed) 18:21 | URL | 川越の魚人 | 【編集
にょろりさんへ
コメントありがとうございます。
やはり、いろいろお考えになりながら情報の発信をしておられるのですね。
ブログという強力な情報発信の武器を使う者は、常にその情報がどのような影響を与えるのかに配慮しながら使うことが大切ですよね。

私もブログからいろいろな情報をいただいております。
情報を提供してくださった方のお気持に沿った活用をさせていただくように心がけたいと思います。
2010/12/22(Wed) 18:16 | URL | 川越の魚人 | 【編集
あくまで初心者の私の意見ですが、一般的な釣り場ならネットで発信してもいいと思いました。
私のように初めて釣りをしようとする場合、どこで釣りをしていいのかとか全くわかりませんので、周りに釣りをする人がいないとネットに頼るしかないんですよね…。

良く釣れる穴場等は場荒れ等の問題もあると思うので、場所は伏せておいた方が良いと思います。
そういう場所は、自分で探して歩いてこその穴場と呼べる場所だと思いますので。
2010/12/21(Tue) 23:43 | URL | shige | 【編集
川越の魚人さん、そのとおりです。
悩ましいところです。
自分では一般的に知られた釣り場で、実際に大勢の釣り人が既に来ている防波堤や突堤(大勢の入釣が可能な場所)は○○港や○○突堤などと場所をある程度特定して記載しています。
逆に、地元の釣り人だけの小さな釣り場や、ウナギ場などについては、○○市や○○川下流域などと広めに表示しています。
自分がいろんな方のブログを見て情報収集するほうですから、まったく情報がなくなると正直なところ困ります。しかし、場荒れが激しくなる原因を作るのではないかとの懸念もいつも抱いています。
難しいですね。ケースごとによく考えるようにします。
2010/12/21(Tue) 23:34 | URL | にょろり | 【編集
釣りバカ少年さんへ
早速コメントありがとうございます。
多くの人の中には、反対意見はきかずに、自分の主張だけを押し付けようとする人がいます。
釣りバカ少年さんは、いろいろな人の意見に耳を傾けて、それを理解して受け入れることが出来る人なので嬉しいです。
私は、こういう問題や疑問にぶちあたった時は、多くの人の意見を聞いたり調べたりします。
特に自分とは反対人の意見に耳を傾けます。
そして反対の理由を良く理解した上で、自分の態度や対処方法をきめます。
何事によらず、これが私の問題解決方の基本です。
2010/12/21(Tue) 17:20 | URL | 川越の魚人 | 【編集
追加コメント
いま時間があったのでヤフー知恵袋を拝見しました。どの意見も間違ってない気がしました。
いろいろな意見を読んで自分の意見が変わりました。釣り場を公開しろ・するなとは言わない。けど、どちらかといえば公開しない方が良いと思いました。超メジャーポイントは例外です。

いろいろと読んで、僕の方針「聞かれたら教える」は一番無難なのかな?とも思いました。

こんな良い記事ありがとうございました。
2010/12/21(Tue) 16:57 | URL | 釣りバカ少年 | 【編集
良い記事ですね。
このことについてはすごく考えさせられますね。
ネットと言うものは便利です。僕だって多かれ少なかれネットに頼っています。でもネットに振り回されると釣れないことが多いですね(笑)
僕は、夜カレイとウナギの釣り場は公開すべきでないと思っています。夜カレイ場は個人で場所を探すのは不可能に近いと思います。すさまじく大変です。※詳しくはお会いした時にでも…
人が苦労して探した釣り場をネットで公開してしまうのはどうかと思うんです。もちろん自分で探したなら別です。幸いにも近年好調の夜カレイ場はネットには載っていないようですが…

それにいろいろな釣り場を訪れると現実が見えて嫌になります。だから、僕は聞かれたら答えることにしているんです。聞かれたことはほとんどありませんが(笑)
でも、公開するのもしないのも個人の自由でもあると思いますし、ただ公開して迷惑を被る人が出たらダメですよね。結局これは難しい問題であり答えはないでしょうね。

最後に…
一番の理想はネットなどに頼らずに、ボウズを恐れずにいろんな釣り場に足を運んで地元の方に情報をもらって自分なりの季節に応じた釣り場を見つけることだと思います。
2010/12/21(Tue) 14:49 | URL | 釣りバカ少年 | 【編集
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